>> 続・エピソード公開 [ Mailing List ]
皆様
先日お知らせしたEpisodeのページが動き出しています。
弟は2004年5月10日にメルボルンのホスピスで亡くなり、12日にメルボルンでメモリアル・サービスを行いました。お骨を日本に持ち帰り、新潟のお墓に埋葬したわけですが、2004年6月19日に、一橋大学佐野書院で「保苅実さんと語る会(Talking with HOKARI Minoru)」という集まりを、友人の皆様と一橋大の先生方、そして「ラディカル」の編集者・橋本育さんで構成する事務局が企画・開催してくださいました。
弟が闘病中に大勢の方とメールで交信を続け、皆様の愛情とサポートに感謝しつつ、最後の最後まで彼はメッセージを流し続けたわけですが、そのリストを元に、語る会の案内が送られました。事務局に寄せられた100件ものメールを「保苅実さんへのメッセージ」として、会の後に、いただきました。当時は、そのメッセージを目に通すことがとても辛く、途中まで読んでは涙で続きが読めず、の繰り返しで、今でもまだそうなのですが、その時から、弟がどのように皆さんと関わっていたのかが描写されている多くのメッセージを何らかの形で公開したいという思いを、私も両親も持っていました。
弟が亡くなり6年という月日が流れ、まだ私がこんな風に皆さんに向かって書き続けていること、無事に写真展が開催できたこと、を反芻したとき、いただいたメッセージを、Episodeとしてウェブサイトに残したいと強く思いました。事務局の方にも改めて確認し、いくつかのメッセージが語る会の冊子に掲載されていることから、何らかの形で活字になることを前提に書かれたメッセージだという判断をさせていただき、少しずつサイトに公開しています。このような形で掲載許可を求めるのは不適切というご指摘もあるかもしれませんが、もしも本名での掲載は控えてほしいというご希望があれば、至急info@hokariminoru.org宛てにご連絡いただければ幸いです。
また、このEpisodeのページは「追悼」というよりも、できるだけ元気だった頃の保苅実の姿を多く集めて、彼に会ったことのない人々に伝えていくことが目的であるという趣旨をご理解いただき、彼と接触した時間の長さには関係なく(彼自身が言っていたように「人生は長さではなく、深さ」ですから)皆さんの思い出にある弟の姿を、数行でも構いませんので、たくさんお送りいただきたいと願っています。どんな小さなエピソードでも構いません。どうかよろしくお願いします。
保苅由紀