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◆大学時代・同人誌「アンニュイぽんち」第二号 1993.11.13◆


非=厳密なることの快楽


自信と落胆の日々
自信が優勢であることの不快感
そのぶん落胆の痛みはひどいもの
この苦しみからの解放の道はないのか
たったひとつの方法
そのための莫大なむだな努力
無駄、無駄、無駄、無駄
人はどこまで自分を変えることができるのか?
ほんのささやかな方向転換に一体どれほどの苦痛を必要とするのか?

綱引きの激しい攻防
決着はついたかに見えるが
そこにも嘘はある
僕のちっぽけな精神など所詮そんなもの
逃げることはできない
解放することもできない
八方ふさがりの苦痛
あるいは苦痛のふり
多分ふり
だから激痛

すべては演技
これも演技
それでも沈黙を認めない
沈黙も苦痛
しかし演技は疲労

退行すらあやうい
センスのない言葉の羅列
おまえはまだセンスなんかに....
見ろこの厳しい言葉の数々
「非=厳密なることの快楽」が精一杯




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