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January 10, 2011 [ Mailing List ]

>> 2011.1.10

親愛なる皆様


あけましておめでとうございます。

14年前の今日、1月10日に、保苅実は、どんなふうに自己紹介しようか、自分の英語が通じるかどうかを不安に思いながら、期待に胸を膨らませて、ダグラグに初めて到着しました。そして、1月15日に彼のリサーチのテーマだけでなく人生を変える存在となったジミーじいさんに出会います。保苅実が亡くなった年に3歳だった息子が、1月15日に10歳の誕生日を迎えます。そして、今年の春、ついに保苅実の著書”Gurindji Journey: A Japanese historian in the outback”が出版されます。2011年が、どれほど意義ある素晴らしい一年となるでしょうか。

私は、今、”Gurindji Joureny”の校正作業をしています。この原稿を何度読んだか覚えていませんが、読むたびに泣いたことは覚えています。今回も例外ではありません。彼の文章は生き生きとしていて、ジミーじいさんの隣に座って真剣に耳を傾けている弟の姿が目に浮かびます。彼の論理は明晰で、研究者でない私のような素人でも容易に理解できます。「ラディカル」を既に読まれた皆さんが、この本を手に取る日が待ち遠しいです。保苅実は歴史学者です。

さて、ネット環境の急速な発展と変化により、今では様々な方法で「つながる」ことができる時代となりました。先日Twitterのアカウントを開き、保苅実とつながる会の活動の進行状況と合わせ、彼の思い出をつぶやいていくことにしました。ウェブサイトにTwitterのロゴを加えましたので、どうかフォローをよろしくお願いします。フォローしてくださる方が多ければ多いほど、つながる会の活動状況はより多くの方に届き、保苅実と出会う方が増えていきます。ご協力をお願い申し上げます。

追手門学院大学での保苅実写真展(2010.11.20 –2010.12.3)は、約100名の方を魅了し、無事に終了しました。多くの閲覧者から好意的なコメントをいただき、このMLに参加していただくことになりました。近いうちに、ウェブサイトに各写真展の詳細を記録として残すページを作りたいと思っています。

立教大学での写真展の報告書を、日本オーラルヒストリー学会(JOHA)の舛谷鋭氏よりいただきました。(JOHAニュースレター第19号より抜粋)

* * *

本学会、会員ともゆかりの深いオーラル・ヒストリアン、故保苅実氏の写真展「カントリーに呼ばれて:オーストラリア・アボリジニとラディカル・オーラル・ヒストリー」が大会に併せ、立教大学池袋キャンパスで開催された。

すでに4月29日から6月20日にかけて、北海道網走市の北方民族卙物館で保苅実写真展が開催されていたが、このニュースを聞いた会員からの関東開催有無の問合せが立教での写真展実現のきっかけだった。清水会長から故人の姉の保苅由紀氏に連絡していただき、主催の北海道立北方民族卙物館の学芸員、笹倉いる美氏をご紹介いただいた。保苅由紀氏がアメリカから来日され、開催設備、場所を確認されたのは、2010年前期も終わろうとする7月末だった。経験のない大学教員が、大学備品、施設の範囲で写真展を開催しようという些か無謀な試みにご不安もあったと思うが、快く開催を承諾して下さった。

具体的な設営の面では、その道のプロの笹倉氏に本当にお世話になった。大学施設関係者の協力もあり、「クリック」というアルミパイプ組の簡易掲示版への写真貼付けで開催に漕ぎ着けた。設営はJOHA会員の本学院生を中心に、受付担当学部生などが協力して行ったが、塩ビ面でポスターテープがよく効かず、展示したばかりの写真が落下しそうになるなど、不安もあったが、朝夕テープ面を押さえ直すなど気を配りつつ、学会開催期間を含む一週間の展示を乗り切った。保苅氏を偲ぶDVDもエンドレスで上映したが、清水会長や遺著『ラディカル・オーラル・ヒストリー』の担当編集者の橋本育氏など、DVD_出演者が集う場での開催はリアリティがあった。会期中には新潟のご両親にもお出でいただき、清水会長、酒井理事がご案内した。

一週間におよぶ開催で、受付での記名者127名、無記名の方も併せ200名程度の方々が来場された。保苅氏関連の雑誌(「風の旅人」)も書籍(「ラディカル」)もそれぞれ10冊以上販売できた。かなりの高齢の方から小学生まで、幅広い来場者があり、受付を担当した学部生たちが、様々な来場者との交流を楽しんだのは思わぬ収穫だった。

なお、その後関西でも追手門学院大学で2010年11月20日から12月3日にかけて写真展が開催された。保苅由紀氏、笹倉いる美氏はじめ、ご協力いただいたすべての方々に御礼申し上げたい。何より、故保苅氏の導きでよき場が共有されたことを喜ばしく思う。(舛谷鋭)

* * *

最後に。このMLのメッセージはすべてウェブサイトに、時折いただくお返事とともに掲載しています。最近、John Maynard氏より2000年当時の弟の写真を送っていただきました。多くの皆さんが覚えている笑顔です。


今年もどうかよろしく御願いいたします。皆様にとって、よい一年となりますように。


保苅実とつながる会
保苅由紀

November 21, 2010 [ 2010 Photo Exhibition 2 ]

>> 写真展(立教大学・JOHA)追加報告。

皆様

今年9月に開催された、立教大学での保苅実写真展の追加報告です。

展示の様子はこちらでご覧ください。

そして、閲覧された方から嬉しいメールをいただきました。

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立教大学での写真展の展示報告にありました「小学生」の一人はうちの小学校2年生の娘です。難しいことは言っても分からないので、ママの昔からのお友達の写真展にいくと言って連れて行きました。

まず入口のところでビデオを見たのですが、蟻のお尻を食べちゃう保苅君に\(◎o◎)/!びっくりしていました。そのあとの写真の世界にも目をまんまるにして「なになに~。これすご~い。わ~、どこにあるの~」っとすべてに反応し驚いていました。

学会での写真展ですし、娘を連れていくつもりもなかったのですが(家の事情でそう是ざるを得なくなり)連れていって良かったと思います。自分の学校と町内が、ほぼ彼女の世界のすべてだったのですが、世界は広いらしい」と分かったようです。TVで野生の王国みたいな映像を眺めたり、「世界の車窓から」を見るよりも、そう感じたようです。

こういう有名人(保苅君)がママのお友達ってことは、自分もそういう広い世界の一部なのかしら?くらいの感覚を持ったのかもしれません。セレブ保苅氏はこんなガキンチョとも「つながり」ました。

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私は、小学生や中学生と、弟が「つながる」という話が、大好きです。日本の各地で、そんな若い世代との出会いの機会を作りだしていけたら、と思っています。


保苅実とつながる会
保苅由紀

July 24, 2010 [ 2010 Photo Exhibition 2 ]

>> Another Exhibition in Tokyo

Dear Everyone -


Another photography exhibition is now scheduled in Tokyo in conjunction with Japan Oral History Association Annual Conference. Everyone (inside & outside of the university and JOHA) is welcome. Please find the detail below.


When: Sep 6 (Mon) - 9/12 (Sun) 10AM to 5 PM, but the last day ends at 4 PM.
Where: Rikkyo University (Ikebukuro, Tokyo), at a Lobby, 7th building
Free Admission


We will publish an bilingual exhibition catalogue that can be purchased at the exhibition as well as by mail order (the detail will follow.) Any profit from the catalogue sale will be donated to the ANU Minoru Hokari Memorial Scholarship Fund in order to achieve its perpetuity.

This exhibition became possible with enthusiastic help and support from Junko Sakai, Satoshi Masutani and Toru Shimizu.

Best regards,

Yuki Hokari

>> 東京での写真展開催決定

親愛なる皆様


東京での写真展開催が決まりました。日本オーラル・ヒストりー学会の大会に合わせての開催です。


期日:9月6日(月)-9月12日(日)10AM - 5 PM(最終日は4 PMまで)
場所:立教大学(池袋キャンパス)の7号館ロビー
主催:日本オーラル・ヒストリー学会(JOHA)
協力:保苅実とつながる会、立教大学社会学部、北海道立北方民族博物館
後援:豪日交流基金、オーストラリア大使館
入場無料。大学・JOHA関係者以外の入場も可能です。

また、このたび初めて写真展の図録を会場にて販売しますが、通販でも購入できます(詳細は後日発表します)。図録販売による利益は、奨学金の永久給付を目指し、ANU保苅実記念奨学基金に寄付します。

立教大学は立地もよく、池袋駅西口の地下通路の出口から徒歩数分です。

池袋駅からのアクセスキャンパスマップ


このたびの開催については、酒井順子様、舛谷鋭様、清水透様にご尽力いただきました。心よりお礼申し上げます。

由紀