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皆様

年末年始のこの時期をいかがお過ごしでしょうか。また1年が過ぎました。息子の海瑠が無事にボストンにあるNortheastern Universityへの入学が決まりました。専攻は生物工学。早々に第一志望の大学に決まり、家族でのんびりと休暇を楽しんでいます。ミノルの最後の1ヶ月を、3歳だった海瑠と私はメルボルンで過ごしました。海瑠はみぃちゃんのお見舞いに行き、その度に森永のラムネキャンディをもらったことをしっかりと覚えています。仁香瑠が生まれたのはミノルが亡くなってから1年後。彼女のミドルネームはMinori です。今秋に海瑠が大学に進むと、仁香瑠が高校1年生です。あと4年で我が家には私とジョンだけが残ります。さてさて。

2018年のご報告。

* 2018年5月時点、オーストラリア国立大学保苅実記念奨学基金の残高は143,380豪ドル (1,114万円)に達しました。為替の関係で日本円換算では2017年9月から100万円ほど減っていますが、豪ドルでは139,467ドルからの増加ですのでご心配なく。

* 2018年の奨学金受賞者は、ドイツのHeidelberg Universityの博士課程在籍中のSarah Yuさん。彼女のプロジェクト”Window to the Soul”は、真珠産業に関わるYawaru, Mayala, Bardi, Jawi, Karajarriの人々のストーリーです。保苅実の歴史への洞察、経験とアプローチを取り込み、真珠産業を通じて世界にどう「注意を払う」ことをこれらの人々が考えているか、を描いています。奨学金により、Sarahはコミュニティに戻り、さらなるアドバイスを得られることとなりました。

* 今年もNimara & Japarta: Knit-A-Thon 2018を開催することができました。今年の春から編み物のし過ぎて両ひじに炎症を起こしてしまい、半年ほど休んでいたため、ほとんど新しいデザインをすることができず、このイベントを今年もやるべきかどうかと迷いました。編み物友達の励ましを得て、無事に12人で29作品を6.7kmの毛糸で楽しく編み上げることができました。この11人の参加者は私のこの活動の真の支持者です。皆さんと同様、編み物を通じてもう何年も付き合いがある仲間と、最近私のデザインを通じて知り合った仲間がいます。私のデザインはミノルのストーリーを抱えて、ミノルが世界中で新しい出会いを続ける助けをしています。

* 岩波現代文庫の「ラディカル」は順調に売り上げを伸ばしています。好意的な書評とコメントがあちこちで見られるので何よりです。岩波書店から第二版の連絡をいただけるのも近いでしょうか?

皆様、どうぞよいお年をお迎えください。また来年もミノルと私と新潟の両親とつながっていてください。

由紀